先輩インタビュー

藤枝 潔実

1999年入社

管理薬剤師

知識と経験を基に
スタッフをサポート

会社の変遷とともに経験を積んできました。医薬品や制度、病院のことなど、薬剤師業務は何十年続けていても日々勉強。患者さんとのつながりは、仕事のやりがいにも自分の支えにもなります。


インタビュー


薬剤師として働くうえで大切なことは?

患者さんと同じ目線で話し合えるかどうか、です。薬局は、体調がすぐれない患者さんが来られる場所です。元気になってほしいと思いやりを持って接することができなければ、患者さんのことを理解するのも難しいと思います。表情を読み取る、気持ちを想像してみる。薬の知識と同じくらい、欠かせないことですね。




仕事で難しさを感じることはありますか?

何十年とこの仕事を続けていても、やっぱり難しいと感じる場面も多いです。私たちは、ドクターの治療方針や意図をくみ取りながら、薬剤師としての視点で処方箋のチェックをしなければなりません。疑問に感じる部分は病院へ問い合わせをしたり、薬の変更をしたりもしますが、そういった場面でどこまでどのように伝えるかはとても神経を使います。患者さんに対してより分かりやすい説明をするには、病院と薬局で日ごろから関係を構築し、スムーズなやり取りや情報交換ができるようにしておくことが肝心です。




勤続20年以上を振り返ってみて思うことは?

レセプトを手書きしていた頃が懐かしいです。パソコンでの入力や分包機の導入、今でもいろいろな機会が導入されています。時代の流れに沿って変わっていくのを現場で体感しています。機械の導入はミスへの不安も減らせますし、学びも多いです。日々、多くの患者さんに対応できているのは、全員の頑張りがあるから。どの時代も“患者さんに寄り添う”という、同じ方向を向いて業務にあたっているから。薬局の軸は、ずっと変わっていません。


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