先輩インタビュー
吉田 英親
マイペースと
仕事の正確さが強みです唯一の男性スタッフとして勤務しています。どんなに忙しくても自身のペースを崩さないのが信条。薬剤師として“当然のこと”にありがとうと言ってもらえる。責任とやりがいを感じる瞬間です。
インタビュー
働くうえで大切にしていることは?
昔も今も変わらず、「どんなに忙しくても慌てないこと、深呼吸をして落ち着くこと」です。自分が焦ると周りにも伝染してしまいますし、ミスを引き起こす元にもなります。何よりも、修正にかかる二度手間をかけたくない。病院で長い待ち時間を過ごしたお客さんには、素早くお薬をお渡ししたいですね。
社内でのコミュニケーション方法は?
特にこれといって意識したことはありません。男女比を気にするタイプではないので、窮屈さを感じたこともないです。空き時間には漫画の新刊を読んだかどうかで盛り上がることもあります。彼女たちの一生懸命な姿を見て初心に返ったり、ふとした会話をきっかけに業務改善につながったりすることもあるのでよい刺激になっています。
転職を考えたことはありますか?
何度か考えましたし、代表と面談もしましたが、その度にお互いの理解度が深まり20年以上ここで働いています。薬剤師業務は単調作業になりがちで、慣れみたいなものが出てくるとどうしても違う薬局に興味が湧いてくる。ただ、入社以来「転職」と「継続」を天秤にかけて、ずっと「継続」を選んできました。薬剤師として成長を求める自分にその時々で新たな経験の場を持たせてもらえたこと、きちんと向き合って話しを聞いてもらえるという人間関係を社内で築けたことが理由です。
勤続20年以上を振り返ってみて思うことは?
グループ店の調剤薬局を完全に自分ひとりに任せてもらったことは、なくてはならない経験だったなと思います。お客さんが少ない店舗とはいえ、事務方もいない状態で薬局の開店準備から閉店作業まで行うので本当に目まぐるしい毎日でした。小さなミスが連鎖的に予定を狂わせることも身をもって学びました。薬局運営の隅々まで主体となって身につけられたことは大きなプラスだと感じています。
仕事のやりがいを感じる瞬間は?
自分が当たり前と思ってやっていることが、目の前の人の役に立っていると実感できる時です。薬の説明だけでなく、心配事はないか?様子はどうか?などちょっとした声掛けでも、例えばお子さんを連れて来られるお母さんは「ありがとうございます」と言ってくださいます。自分の声掛けによって不安や心配事が解消できたとなれば、役に立てたなよかったなと思えます。小さなことですが、そういう患者さんとのやり取りが仕事のやりがいにつながっています。